WEB完結のカードローンは在籍確認なし!?詳細コチラ!
最近の消費者金融やカードローンでよく聞くのが、このWEB完結です。
その名の通り、WEBで完結してしまうカードローンです。
ではWEB完結なら在籍確認なしなのか?について結論からお伝えすると、WEB完結でも在籍確認は必ず実施されます。
だからと言って勤務先に電話される、ということではないのでその点はご安心ください。
在籍確認とは
在籍確認とは、あなたが申告した会社で本当に働いているのかを確認するものです。
これは、消費者金融などのキャッシングローンやカードローンの審査の際には必ず実施されます。
これにはきちんと理由がありまして、貸金業法という法律の13条で、以下のように定められているためです。
『貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。』
参照:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=358AC1000000032
ということで、在籍確認は避けては通れない道なのです。
カードローンの審査がWEB完結となる理由
WEB完結の流れについて3つのポイントと合わせて見ていきます。
- WEB上で申込から借入まで可能
- 電話連絡なし
- 郵送物なし
順番に解説します。
WEB上で申込から借入
WEB完結のカードローンは、WEB上で申込だけでなく、契約、借入までが可能です。ですので、店舗に行って契約手続をしたり、専用のカードの発行が不要です。
一般的なWEB完結の流れは以下になります。
このように、申込だけでなく、借入までWEB上で可能な点が大きな特徴です。また、アプリをインストールした場合でも、基本的な流れは同じです。
借入方法は、振込だけでなく、アプリを用いてコンビニのATMから出金したり、契約後に無人の店舗に行ってカードを作ることも可能です。
電話連絡が不要
WEB上で完結するので、電話確認も基本的にはありません。代わりに、入力した携帯電話番号宛にSMSが届き、そのSMSに記載された暗証番号を入力することで認証されるケースが多いようです。
郵送物が不要
もちろん、郵送物の確認もありません。最近では、審査は20〜30分で完結することがよく謳われています。
郵送物で確認をする場合は、少なくとも数日掛かってしまいますので、基本的にあり得ません。
しかし、本人確認の手段として簡易書留を送付する場合がある点には注意が必要です。これは、法律で定められている本人確認の手段だからです。
具体的には、顔写真がついている身分証がなく、書類が保険証などで他に何もない場合にのみ、送付される可能性がありますが、勝手に郵送物が送られることはありませんのでご安心ください。
しかしどうしても郵送物を避けたい場合は、書類での本人確認ではなく、あなたの契約している銀行口座を返済の引き落とし口座としてWEB上で登録することで本人確認が可能なケースもあります。大手の消費者金融では対応していることもありますので、ぜひ利用してみてください。
WEB完結における在籍確認方法
WEB完結の在籍確認は主に以下3つの方法で確認されます。
- 信用情報を用いた在籍確認
- 勤務先がわかる書類の提出による在籍確認
- 勤務先への電話による在籍確認
WEB完結に対応している消費者金融やカードローンでも、最悪の場合は電話での実施もあり得ることを念頭に置いておいてください。
信用情報を用いた在籍確認
いま最も多い在籍確認の方法で、信用情報を利用したものがあります。
そもそも信用情報ってなに??
信用情報とは、ローンやクレジットなどの取引に関する客観的な事実を表す情報です。
本人を識別するための情報のほか、契約内容、返済、支払状況、利用残高などが該当します。
いわば個人の信用を客観的に示した情報で、貸金業者やクレジット会社などで顧客の信用を判断する情報の一つとして利用されています。
私たちのお金周りの情報全般ってことですね・・・
この信用情報と、申込者の個人情報を見比べることで、申込者が申告した勤務先で働いてる、ということが分かります。
なお、信用情報は金融機関側が信用情報機関に直接問い合わせを行うため、職場へ電話されたり、書類を提出しての確認などは不要で、免許証などの本人確認だけでそのまま契約可能です。
//主な信用情報にはJICCやCICなどがありますので、興味がある方は下の記事も参考にしてください。
//【関連記事】JICC・CIC違い
しかし、残念ながら信用情報を利用できない場合もあります。
信用情報は過去の取引の情報のため、例えば大人になったばかりでクレジットカードや家賃の審査をしたことがない場合は、在籍確認ができない可能性があります。
また、最近転職した人なども同様に、いまの勤務先で審査をしたことがなければ、信用情報を用いた在籍確認ができない場合があります。
そういった方は、次の在籍確認の方法を案内されるかもしれません。
勤務先がわかる書類の提出による在籍確認
信用情報の次に多い在籍確認の方法は、書類を用いた在籍確認です。
書類提出の案内があった場合は、カメラで書類を撮影し、専用フォームから提出しましょう。このとき、見切れたりぼやけてしまわないように注意が必要です。
書類が電子版の場合は、スクリーンショットや印刷して写真を撮るなどで大丈夫です。
また、よく求められる書類は以下になります。
- 社会保険証
- 社員証
- 給与明細書
- 名刺
- 給与明細書
- 雇用契約書
- 確定申告書
- 名刺
- 請求書
- 領収書
【関連記事】自営業 在籍確認 カードローン
書類についてもっと知りたい方は以下の記事を参考にしてください!
勤務先への電話による在籍確認
信用情報が利用できず、書類も何もない、という方は残念ながら電話での在籍確認かもしれません。
しかし安心して下さい。
そもそも、電話での在籍確認は全体のわずか0.3%だそうです。
以下は消費者金融大手のアイフルの在籍確認の電話が実施されている割合です。
参照:https://www.aiful.co.jp/faq/borrow/detail11/
これはあくまでアイフルの例で、他の消費者金融についても同様かわかりませんが、同じ傾向にあることは間違いないでしょう。
また、大手消費者金融各社は、申込者の許可を得ず勝手に実施することはないと断言しています。
電話を希望しない場合ははっきり断りましょう。
でも、在籍確認の電話が実施される場合でも安心してください。
在籍確認の電話では、消費者金融が社名を名乗ることはありません。あくまでも、「〇〇さんいますか?」と知人としての電話ですので、消費者金融の在籍確認とはバレにくいでしょう。
ただ、「絶対に会社にバレたくない!」という方はやはり信用情報や書類での在籍確認をお勧めします。
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